スポーツサプリメント バルクデザイン の日記
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100レップス法で筋肉に新鮮な刺激を与える
2013.12.27
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継続的に筋肉を発達させていくためには、常に新鮮な刺激を与える必要があります。
もちろん基本となるトレーニングは、常に扱う重量を少しずつ増やしながら、より強い物理的ストレスを筋肉に与えていくことになります。
しかし、高重量のトレーニングばかりでは筋肉が刺激に慣れてしまい、発達が頭打ちになってしまうこともしばしばあるのです。
前腕やカーフのエクササイズを行うと、筋肉に焼けつくような痛み(バーンズ)が走ります。
トレーニング中に筋肉が疲労してくると乳酸が蓄積され、そこから水素イオンが解離します。さらにATPの分解によっても、水素イオンは発生します。この水素イオンは酸性ですので、これが大量にできると筋肉内の環境も酸性となります。
これが焼けつくようなバーンズの原因となるのです。
●筋肉に化学的ストレスを与える究極のテクニック ~100レップス法
100レップス法のやり方 ~(例)レッグエクステンション
1. レッグエクステンションを連続で20~25回ギリギリできる重量を探す。
2. 100レップス法開始。まずは20~25回、限界まで行う。
3. 限界の時点では、バーンズが来てレップを継続できなくなっている。そこでバーンズが去るまで5~7秒ほど休む。
4. バーンズが去ったら、すぐにレップを継続。
5. 5~10レップスくらい行うと、またバーンズが来てレップを継続できなくなる。
6. そうなったらまた5~7秒休み、すぐにレップを再開する。
7. これを繰り返しながら、合計100レップスになるまでやり遂げる。
筋肉がダメージを受けると、弱い刺激でも反応するようになります。
100レップス法の後半では、耐えきれないような痛みに何度も襲われることでしょう。
しかしそれに耐え抜き、100レップスをこなせば、今までに経験したことのない強烈な化学的ストレスを筋肉に与えることができるのです。
なお、100レップス法は単関節運動で行うほうが有効です。
多関節運動では補助筋が疲労してしまい、対象筋に十分な刺激を与えられなくなる可能性が高くなります。
もともと物理的なストレスを狙ったものではありませんので、単関節運動で動作をしっかりコントロールしながら行うようにしてください。